2008.05.21

【写真】コシナ発ハッセルレンズ

株式会社コシナからハッセルブラッド用の交換レンズツァイスZVクラシックが発売されます。レンズはディスタゴン50ミリマクロプラナー120ミリ、そしてゾナー180ミリの三種類でいずれも1000本限定です。
500シリーズはじめ銀色のボディに相応しい白鏡胴仕上げ。リングのデザインは賛否あるでしょうけれど既存のレンズよりは使いやすそうに見えます。
何よりも!貧乏人には迂闊に手出しできないほど高いお値段でございます。欲しい!と思うディスタゴンは57万円です。どう節約して貯金すればそんな金が捻出出来るのでしょう。いや、中古が出るのを待て。いやいや、中古が出てもすぐさま買える値段ではなかろう。頼みの綱はサマージャンボ、ロト6・・・!クイズの懸賞金、ヤフオクで要らないものを叩き売る。
しかし仮に大金持ちで買えたとしても最近中判で写真をあまり撮っていないのです。なにしろ重いので。
おっさんになればなるほど軽いカメラを使うようになってしまいました。デジカメは薄型コンデジ。銀塩はキエフIIで充分。
57万円あれば家にある機械式カメラを全部オーヴァーホールしてまだ余る。いや子供の教育資金の足しに。
何よりも×2、この製品の殺し文句は全品「ドイツ製」ということ。若者に「ドイツ製」と言ってどれほどの求心力があるか分かりませんが、おっさんや爺ぃにとってはまだまだ心のどこかに「ドイツ製」という言葉の響きがビビッとくるのです。この点においてはブランド品を買い漁るおばさん達の気持ちが分からないでもない。
などという理屈はどうでもよろしい。
欲しい。ディスタゴンだけでええから。

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2007.03.23

【写真】コダクロームとともに(了)

京阪3000系  京阪京津線80系

KL以外のコダクロームは感度が低いためシャッター速度を稼ぐのが時として難しい。汽車旅が好きなので列車の写真を撮ることも多いのですがコダクロームを使う時は止まっている列車、車内の様子など静物が中心です。走行写真を撮るならば明るいレンズやしっかり手持ち撮影が出来る鍛えぬかれた体が欲しいところです。軟弱なわしには到底無理。コダクロームにて躍動感ある鉄道写真を撮っていらっしゃる方々はかなりの訓練と経験を積んでおられるはずです。むろんフィルム代、現像代という名のお布施も・・・。
写真(左)は走ってくる特急電車。薄曇や撮影場所などの条件によっては250分の1秒程度でしか撮れないこともあります。これもそれくらいのシャッター速度で撮ってみましたが被写体ぶれしています。カメラはα9000。レンズは忘れました。写真(右)は急カーヴを徐行して終点の駅に止まろうとしている路面電車です。カメラはα7000。これくらいの速度でしたら余裕で撮れました。走る列車など動くものを撮るのはコダクロームならずとも、やはり難しいですね。
#なお上記二枚の写真はライカ判の原版を正方形にトリミングしています。
コダクローム作例集は今回でひとまず終了します。参考にならない写真ばかりでしたが日本市場から消え行くコダクロームの魅力を少しでも知って頂ければ幸いです。
ご覧頂いてありがとうございました。

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2007.03.22

【写真】コダクロームとともに(14)

円山公園の枝垂櫻

京都円山公園の枝垂櫻です。
植藤造園の第十五代佐野藤右衛門氏が育て、十六代目が丹精を込めて世話をしている見事な櫻です。この櫻が咲けば京都の春が開花したのだ・・・と勝手に思っています。
夜はライトアップされて櫻の周囲では宴会が花盛りです。
#なお原版はもっと強い赤味を帯びています。掲載にあたってそのままの色にするか否か迷いましたが、結局見た目に近いと思われる色に画像ソフトで修正しました。

KR
ボディ:ミノルタα7000
レンズ:AF50/f1.4

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2007.03.21

【写真】コダクロームとともに(13)

白川郷のチューリップ

旅仲間と車で出かけた白川郷にて。山間の里に桜が咲き始めた季節に訪れました。
たまたま他の観光客が少なかったこともあり、のんびり散策することが出来ました。
さて、これも失敗例です。露出補正ダイヤルがズレているのに気付かず撮影してオーヴァーアンダーに仕上がってしまいました。画像ソフトでここまで修正してみましたが花がややぱさついて見えます。適正露出かそれに近ければ質感がもっと豊かになったと思われます。いやはや、軽微な失敗とはいえポジフィルムでの撮影はついうっかりが命取りです。
#ライカ判の原版を正方形にトリミングしました。また記述が一部逆になっていました。誤りの部分に削除線を入れてあります。うっかりしていて申し訳ありませんでした。

KR
ボディ:コンタックス167MT
レンズ:プラナー50/f1.7

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2007.03.20

【写真】コダクロームとともに(12)

DE10-1066

今日は失敗写真を一枚。
コダクロームに限らずポジフィルムは露出を誤ると、ネガフィルムと違いプリント段階でマシな写真に調整するのは困難です。これはやや逆光の状況で露出をアンダーに振ってしまったコマからスキャンしたものです。これくらいなら写るだろうとずぼらが招いた失敗です。暗部は潰れて真っ黒、色は当然修正不能です。大金を注ぎ込めば救える可能性はありますが、そこまでの被写体ではありません(苦笑)。
色がダメなので反転させてちょっと荒らしてみました。手前味噌ながら粒子がいい味を出しています。連載推理小説の挿絵写真に使えそう・・・?
露出がメタメタでもピントさえしっかりしていれば意外性のある絵が浮かんでくるかも知れません。
いずれにしましても、今回の作例は大変お粗末さまでした。

KL
ボディ:ミノルタα7000
レンズ:AFズーム35-70/f4

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2007.03.19

【写真】コダクロームとともに(11)

堅田浮見堂

滋賀県大津市堅田にある浮見堂です。
デイライトではない光源で、かつ補正フィルターなしでの撮影です。コダクロームでなくてもこんな感じに仕上がるとは思いますが、日が完全に沈んで暗闇になる前にはこのように写ります。

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2007.03.17

【写真】コダクロームとともに(10)

灯火

太陽光ではない条件下で撮影した例として、電球の灯りを一枚どうぞ。
夜はさまざまな光が混ざり合うことが多く、シャッター速度も遅くなるために妙な色合いになりやすいです。
このような一つの光源であれば雰囲気的になんとか見られる色で収まりました。もっともカラーバランスが崩れて面白い色に写るのはプロと違って仕上がりに責任がないアマチュアには楽しみの一つではありました。
※ライカ判原版を正方形にトリミングしています。

KR
ボディ:ミノルタα7000
レンズ:AFズーム35-70/f4

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2007.03.16

【写真】コダクロームとともに(9)

マキノ町にて

今日は冬のコダクロームです。
雪深い山里、在原の集落は滋賀県高島市マキノ町にあります。茅葺の民家がいくつも点在する、あまり観光地化されていないところです。
平安時代の歌人、在原業平ゆかりの土地ということで在原の地名がついているのだそうな。
集落へ通じる道を車で走っていると雪の川が流れていました。
この冬は例年ほどには雪が降らなかったようですが、こうした冬の風景がいつまでも見られればと、写真を眺めて思います。
春夏秋冬のコダクロームシリーズはこれにて。

KR
ボディ:コンタックスG1
レンズ:プラナー45/f2.0

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2007.03.15

【写真】コダクロームとともに(8)

干し柿@花脊

今日は秋の風景を一枚どうぞ。
牛若丸で知られる鞍馬山を越えると花脊という集落があります。
茅葺の民家が点々と残る鄙びた山間の土地で自然もまだたくさん残っています。集落を流れる川にはオオサンショウウオが棲んでいるとか。
被写体は集落をたまたま散歩したときに見かけた軒先の干し柿です。農家に行くと柿だけでなく大根みたいなのが吊るしてあったりします。自然のものを自分の手で活かすやり方は都会でも実践している人が多い昨今ですが、なんとなくマンションの軒先に干し柿や大根というのは似合わない気がして。

KM
ボディ:コンタックスRX
レンズ:プラナー50/f1.4

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2007.03.14

【写真】コダクロームとともに(7)

三千院の新緑

昨日は春の風景でしたから今日は夏、というか初夏の彩りをどうぞ。
京都の大原にある三千院の新緑です。紅く染まる楓に負けず劣らず美しい姿です。初夏の三千院は紫陽花も有名です。
京都観光の折にはぜひお訪ねください。

KR
ボディ:ミノルタα9000
レンズ:AFズーム100-300/f4.5-5.6

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2007.03.13

【写真】コダクロームとともに(6)

祇園・白川の夜櫻

春を迎えたかと思えば寒の戻りとやらでところによっては大雪となっているようです。特に日本海側では交通機関が乱れ、東海道新幹線が遅れたり東北方面へ行く特急列車が運休するなどしています。
ところで静岡では染井吉野の開花が確か今日と予想されていましたが果たして咲いたのかどうか気になるところです。
というわけで今日は春らしく夜櫻の写真を一枚出してみます。場所は京都の祇園・白川です。白川という小さな川に沿って枝垂れ櫻などが毎年美しい姿を見せてくれます。時折吹く風に揺れて花が少々ブレているのはご愛嬌とお赦し下さい。
祇園・白川の櫻並木は京阪電車三条駅と四条駅のほぼ中間地点にあります。どちらの駅からでも歩いて行けます。

KR
ボディ:ミノルタα7000か9000(汗)
レンズ:忘却(瀧汗)

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2007.03.12

【写真】コダクロームとともに(5)

由布院の風景

九州旅行でふらりと途中下車した由布院にて。九州の軽井沢と言われる山間の温泉地です。
半逆光の撮影条件で、スキャナーで読み取るのはやや難しいポジの仕上がりになっています=修行が足りない。
旅行のために使用したコダクロームとはいえ「ものがある時」には気負って芸術を撮るのだという気構えもなく、お気軽なスナップを当たり前のようにして撮影していたものです。露出の失敗からダメになったコマも多いし、未露光が多いまま現像に出すなど、過去はやりたい放題撮りたい放題でした。

KR
ボディ:ソ連製ライカコピー機
レンズ:エルマーコピー50/f3.5

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2007.03.11

【写真】コダクロームとともに(4)

道

一時期、道をテーマに撮影を始めた頃のひとコマです。長野県の中央西線沿線で途中下車した時に撮ったものです。行き当たりばったりで撮影することが多いのでテーマを決めて撮影するなどとても出来るわけはなく、いつしか沙汰止みになってしまいました。使用したカメラも忘れました。たぶんミノルタでしょうけれど。
派手すぎない発色はこのような渋い感じの被写体には好都合です。なんとなく歩いてみたくなるような道がどこかにあれば撮影しておきましょう。行き詰まった時に眺めて吉です。
フィルムはコダクローム64(KR)です。

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2007.03.10

【写真】コダクロームとともに(3)

C622号機の除煙板

蒸気機関車の除煙板を撮影してみました。薄暗い車庫で撮るのでこの日はKLというISO感度が200のフィルムを使用しています。高感度のポジフィルムは画像の粒子が目立ったり硬調になりやすい傾向にありましたがKLは割合普通に写っています。
使用したカメラはミノルタの一眼レフだったと思います。α7000か9000かは忘れてしまいました。使用カメラの記録とかはしっかり撮っておかないとこういう時は困りますね~。ま、どんなカメラでもその時しっかり写っていれば良いのであります。

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2007.03.09

【写真】コダクロームとともに(2)

中之島水晶橋

大阪市役所の裏手、大阪府立中之島図書館そばにある中之島の水晶橋です。夜に大江橋から見る姿も綺麗です。※ライカ判フォーマットを正方形にトリミングしています。
使用したカメラはミノルタX-700という小型でとても扱いやすい機種でした。後にコンタックスの一眼レフを買うために手放してしまいましたが旅行用、散歩用のカメラとして必要にして十分な性能を持っています。レンズも落ち着いた描写で文句のない写りです。コダクロームにはぴったりだったと今でも思っています。
#最寄駅:京阪本線及び地下鉄御堂筋線淀屋橋駅。徒歩数分。

KR64
ボディ:ミノルタX-700
レンズ:MD50/f1.7

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2007.03.08

【写真】コダクロームとともに(1)

和歌山港にて

今月はコダクロームで撮った写真を折に触れて出していきます。日本での販売が在庫払底とともに終わるのは残念です。コダクロームによる表現にこだわる人は海外通販などを利用せねばならず、手間隙と費用がかかるフィルムとなりそうです。
写真は20年近く前に和歌山港で撮った漁船です。こうした「いかにも」という写真すら最近は撮れなくなってきました。

KR64
ボディ:ミノルタα7000
レンズ:AFズーム35-70/f4

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2007.03.06

【写真】CZゾナー 50/2.0

Carl Zeiss Sonnar 50/2.0

先日、北野天満宮へ梅を見に行ったついでに古いレンズの試写も行ないました。
使用したのはカール・ツァイスのゾナー50ミリ(f2.0)です。レンジファインダーコンタックスに使います。イエナとかオプトンのどちらかがレンズ前面に書いてあるのはよく見かけますが、この個体はカール・ツァイスとあるだけです。第二次大戦後、独逸が力を回復した頃の製品でしょうか。詳しくは存じません。
レンズはバルサムが剥がれてきている、いわば不良品ですが、こうしたブツほど使ってみたくなるのは単なるへそ曲がりだからでしょう。
ボディは日独共通の敵国ソ連製のキエフIIを使いました。
結果はまずまずです。画面左下のほうに白い筋が出ているのはボディ側で光が漏れているためでレンズが悪いのではありません。
工業国独逸製とはいえ、いつの時代か分からない古い訳ありレンズでもなかなかよく写るものです。
フィルム:コニカ・センチュリア100
#バルサム:レンズを貼り合わせる接着剤として使われる樹脂の一種。

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2007.02.21

【写真】ツァイスCレンズの製造年

人間はいくつになっても知らないことの方が多いとつくづく思う。
先日暇に任せてハッセルブラッドというカメラについて調べようと海外のサイトを巡っていました。ふと見つけたのがツァイスレンズの製造年月を知る方法です。ハッセルブラッドのカメラ本体とマガジンの製造年は固体の番号の頭にふってあるアルファベット二文字を見れば分かるというのは広く知られています。

上記の表で分かるとおりVH・・・Sの文字列が順に123・・・0に対応していることから、仮にTCで製造番号が始まっていれば1965年製ということになります。

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2006.12.21

【写真】コダクローム日本市場から撤退

コダクローム64。写真を始めた時からしばしば使用してきた外式のポジフィルムです。最後まで残っていたKR、PKR(プロ用)がいよいよ日本国内から消えることになってしまいました。すでにKM(ISO25)とKL(ISO200)は市場から姿を消しています。
条件によっては感度が低いのでブレてしまったり、色が変に写ったりと難しいフィルムではありましたがスナップから風景写真まで幅広く使用したものでした。その重厚な写り具合には捨てがたい味があります。
唯一の救いは日本以外の主要市場ではまだ販売されるようであること。どうしてもコダクロームが使いたくなったらイーベイなどの海外オークションで仕入れる以外に方法はなさそうです。とはいっても、ここ何年かは一本も使っていない身であります。というか近所のカメラ屋からはとっくに姿を消していました。仕方なく入手しやすいコニカのSRAを使っていましたが、こちらも生産中止です。コニカといえばインプレッサ50という高性能ネガフィルムもいつしかひっそり消えていました。桜写真にはうってつけの柔らかい絵が作れるフィルムでした。
結局、フィルムによる写真表現で最後まで残るのはモノクロなのでしょうか。昔からモノクロもちびちび撮っていたのでカラーから全く移行してしまうのに抵抗はありませんが、精彩なカラー表現がたとえ自己満足といえども可能となるフィルムが消えていくのはかなり寂しい。
こうしたことがきっかけできちんと写真を撮ることとは何かを今更ながら鈍い頭で考え直し始めました。

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2006.05.01

【写真】W41Hのマクロ力(りょく)

伊勢うどん

auのW41Hについているデジカメのマクロ描写です。少し暗い場面です。
被写体は伊勢うどん。名阪国道伊賀SAの食堂にあったメニューです。醤油が底にあり、端的にいえば混ぜて食べるしょうゆうどんです。350円という値段の割に美味しかった。
近接撮影は被写体から約10cmからという条件を忘れなければこれくらい立派に写ります。露出も不満はありません。なお手ぶれを極力抑えるために撮影サイズは640×480ピクセルです。縮小時に軽いシャープネスをかけた以外は色調などに手を加えておりません。撮影は4/29(土)です。

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2006.04.29

【写真】W41Hのデジカメ力(りょく)

RENTauのW41Hについているデジカメの描写力を再び見てみます。まずは近接撮影が出来る料理モードでポスターを撮ってみました。映画館の前に置いてあったRENTというミュージカル映画のポスターから切り取ってみます。もやっとした写りではありますが被写体が人物なのでこれはこれで大いに結構です。
この女優さんについては全く知らないけれどよい味を持っていそう。

空と建物広い空間を撮ってみます。光が豊かな場面では画面四隅の光量落ちは気になりません。割合すっきり写るものです。感心しました。

時計商店街のアーケードにぶら下がる時計。逆光撮影ゆえ露出補正は思い切って+3にしてみたらこんな調子です。特に破綻もなく意外によい結果に仕上がっていますな。不思議。

路地裏路地裏にて。近くにある被写体に対してはまともな色とピントで写りますが遠景まで欲張った期待をするのは止めたほうが良さそうです。

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2006.04.28

【写真】高感度フィルムを使う

たまたま職場の方にもらった高感度フィルムを試してみました。
もともと期限切れだったため試写という形で「昼間」を中心にあれこれ撮ってみました。銘柄はコダックのEPH(ISO1600)という増減感現像対応の内式エクタクロームです。カメラは今は昔のミノルタα-7000。レンズは24-85ミリ、100-300ミリの各ズームレンズを使用しました。
出来上がった絵を発表したところでなにがどうということでもなく、ただのお遊び独り言の類としてご笑覧ください。とは申せ、何かの参考になれば望外の喜びで御座る。

酒造所のタンク近所にある酒造所のタンク。このような無機的な被写体にはぴったりの写り方です。

明け方の月明け方の月。階調が出ないので空と山の雰囲気は丸潰れです。とりあえず記録のために押さえておく場合なら無問題です。ちょっとしたコンパクトデジカメのほうがはるかに上手に撮れることでしょう。

花民家の軒先にて。一見綺麗に見えますが、これも階調不足ゆえに立体感の表現は劣っています。プラスティックで出来た花びらをはめ込んで作ったような写真です。仮に鮮鋭度が低いレンズで撮っても大して変化はなさそうです。今はずいぶんマシになっているようですがひところのデジカメがこんな調子の絵を作っていました。

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2006.04.26

【写真】デジカメ描写比較

W41H試写画像

auの携帯電話W41Hに付属のデジカメで弱い光の逆光撮影をしてみました。カメラ部分の詳細な仕様は一般的なカタログデータからは不明ですが、おそらくカシオの技術によるものが入っているのかと思われます。
画質の面ではそれなりには写っています。ただ条件によってはご覧のように周辺の光量が不足するようです。これについては後日、機会を見つけて晴天の空を撮影して再度確認してみましょう。

W41Hとの比較画像

同じ時間帯に同じ条件で同じような風景を松下のDMC-FX7で撮り比べてみました。こちらは望遠域までズームさせて撮ったため空の色は赤い部分だけが写っています。
比べてどうするという気もしますが携帯電話付属カメラとはいえデジカメ専用機と見た目には大差ない絵が作れるのです。
なおいずれの画像も露出値は太陽に合わせています。画像変換に関してはともに縮小してからシャープネスを弱くかけたのみで色調などには一切手を加えていません。

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2006.03.24

【写真】キエフII

キエフIIレンジファインダーカメラのキエフIIはソ連が第二次大戦後に独逸から戦時賠償としてツァイス・コンタックスというドレスデンにある光学メーカーの工場設備や職人をウクライナのキエフへ移し、生産を始めたカメラとされています。
最初の頃の製品はライカと技術を競ったコンタックスIIそのもので、大きな違いはボディ正面の刻印がContaxからキリル文字で生産地のКиев(キエフ)と打ち直されているのが目立つ程度です。
戦後間もない1949年頃までに作られたキエフIIは今や高値で取引されるコレクター向けのカメラとなっていますが、場合によっては同じ値段かそれ以下で本物のコンタックスIIが買えるのはおかしいといえばおかしい現象ではあります。
一時期日本でソ連製カメラが「安い割によく写る」というのでもてはやされたことがあります。わしもいろいろ買ってみました。古いライカによく似たものや、それを土台に改良を加えたもの。もちろんキエフIIやその仲間にあたる機種も買ってみました。アメリカのイーベイというオークションサイトを通してウクライナから直接手に入れたのがほとんどです。商品説明では「新品同様」などと書かれていても大体はろくに整備されていない、いわゆる現状品が送られてきます。正直に新品同様が送られてきたのは2〜3例程度です。それでもキエフIIやその系統に関しては本体そのものの動きに問題のあるものは非常に少ない。ライカに似せたカメラの場合は巻き上げノブが何かにひっかかっているかのように滑らかさがないものが多く、シャッターの音も非常に大きい。キエフIIのシャッターは「タン!」と小気味良く小さな音で切れて撮影していても気になりません。シャッターは1/50秒から下の速度では歯車の力でシャッターを低速になるよう制御しています。そのため低速シャッターを使うと「ジューッ」作動音が鳴ります。これは静かであるべき場面ではちょっと困ります。しかしその音にも個体差があり、よく調整されているのか精度の良い部品のせいなのかは分かりませんが「チュウッ」と静かに鳴くシャッターユニットも存在します。
ボディはやや大きめです。小さいライカ型のカメラが丸みを帯びているのに対して角張ったデザインです。この形は自分の手にはしっかりとボディを保持しやすく、遅いシャッター速度域でも手ぶれを起こす率が他のカメラと比べて低いように思います。
レンズに関してはカラー写真用としては使いづらい色再現をする固体もありますが、モノクロで撮ることが多いわしには無問題です。キエフIIのレンズは簡単にいえば濃淡のしっかりした絵が作れます。ただ、現代的なかっちりとコントラストが立つ描写が好きな人には向かないし物足りないことでしょう。
コンタックス、キエフ共通の決定的弱点をひとつ挙げるならばシャッターを動かす絹のリボンが経年劣化で切れてしまうことです。この弱点さえなければ・・・。切れては買い、買っては切れてを繰り返した挙句、自分でリボンの取り替えに挑戦してみましたが大変面倒な作業です。慣れればきちんと動く程度に張り替えが可能とはいうもののどの程度の精度でシャッターが動くか素人では分かりません。
いっぱい撮影しているのに全然リボンが切れない固体もあれば2〜3本フィルムを通しただけでお釈迦になったものもありました。
いつ切れるかとビクビクするのは撮影に出かける前と後だけで、撮っている時は不思議と何も感じません。
キエフIIはソ連製のカメラの中では比較的使いやすい。ほとんど同じ性能のキエフIVaなら値段も安くて使いやすさは同等です。ただしイーベイに出しているロシア人セラーが提示する送料は最近どれもこれもえらい高いです。初心者の方はロシアものに今は手を出さない方が無難かもしれません。
とはいえ、良いカメラであることは確かです。レンジファインダーカメラが好きな方は一度は使ってみて下さい。

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2006.03.21

【写真】キヤノン旧F−1

ミノルタ以外の思い出カメラのことも少し。
キヤノンF−1(旧)はニコンのFやF2が対抗機種となるキヤノンのハイエンドマニュアル機でした。世間で大変よく売れたキヤノンのカメラでAE−1という一眼レフがありましたがそれの大親分みたいなものです。
友人から近所のカメラ屋に中古で出ていると聞いて、程度はCクラスでしたがそれだけに安い値段でしたので思い切って購入しました。
使ってみての特徴を一言で言うなら頑丈そのもののカメラです。まさに金属の塊という印象がありずしりと手応えのある重量感が好もしい。露出計はファインダー内で自動車の燃料計みたいに上下に振れる追針式で露出の決定も補正もしやすく下手な電子カメラより被写体をものにする速度は上でしょう。ただしシャッター音は最上位機種にしてはもの足りないものです。まるで満員電車の中でバレないよう小刻みに放出する屁のような音で大変情けない。お下劣なたとえで済まぬことですが本音です。オーヴァーホールしても同じような音でしたから使う方ではどうすることもできない。
レンズはFDの35−70ミリと75−200ミリのズームを2本しか揃えませんでした。ズームレンズは往々にして画面隅に歪みを生じたり撮影者がずぼらになるなど描写する作業においては役に立