2008.05.20

【報道】温州奥运火炬公交爆炸16人死亡

朝鮮日報日本語版では5月19日夜に報じられた自爆テロに関するニュース。よく知らない現地の?オンライン新聞には写真入りで報じられています。
お中国様に関しては大地震の被災地で人民解放軍が格好良く生存者を助け出す映像ばかりが流れ、犠牲者の冥福を祈るために聖火リレーがいったん中止されたニュースは頻繁にTVや新聞で見ましたけれど。自爆テロのニュースは流れたのだろうか。我らが国内マスコミご一統様がベタ扱いで本気で流していないとすればこれはガセネタなのかも知れません。共産党による情報統制もお盛んなあちら様でもありますし・・・果たして真相はいずこに。

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2007.06.25

【食品】ビーフコロッケ@ローソン

北海道苫小牧市の食肉加工会社ミートホープの牛肉偽装が問題になっています。
遠隔地の話かと思いきや、日頃利用しているローソンでも関連があるのでした。
わしはコロッケが大好きです。仕事の帰りなど近くにあるローソンでビーフコロッケを1~2ヶ月に一度くらいの頻度で買って食べていました。一個50円(税込み)と、値段としては手頃なのと、タイミングが良ければ揚げたてのコロッケが食べられるので小腹が空いた時には買っていたのです。しかしミートホープの問題が明るみに出たとたんにローソンからはコロッケが消えました。嗚呼。
コロッケの味には五月蝿いと自画自賛していたくせに「偽装牛肉」とは見抜けなかった。コロッケの場合、肉だけが具ではないので味が「牛肉ではない」と分からなくとも不思議はありませんが若干凹んでいます。
この会社は鳥流感が流行った頃に暴落した鳥の肉を大量に仕入れて他の肉に混ぜて売っていたそうですから、BSEの疑いがある牛肉や病死牛肉もひょっとしたら混ぜていたのではと思うと「うげー」という気持ちです。
これからは昔のように街の肉屋さんでコロッケを買おう。いや、しかし・・・。こうした事件があると疑いは限りなく広がっていく。
ミートホープ、田中社長の弁を聞いていると「こんなことしてるのはわしだけちゃうねんで」と開き直っているようで、なおさら・・・。
中華人民共和国様御謹製の猛毒食品や大韓民国様のゴミ餃子などを嗤っていられない。情けないです。

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2006.09.12

【事件】飲酒運転による事故が減らない

飲酒運転による事故がなくなりません。福岡市で市職員の今林大が泥酔状態(目撃者談)で運転して家族連れの車に追突し、橋から海に落下させて3人の子供を殺した事件からまだそれほどの時は経っていない状況で公務員によるすでに何件の死傷事故が報道されていることでしょう。
読売新聞オンライン版では、10日付けで力の入った記事を出しています。特に最後の段落にあるジャーナリスト氏のコメントに要注意です。

飲酒運転免職、“減刑”の自治体も…読売調査

「飲酒運転すると、原則免職」という厳しい基準を設けているのは9県市と少数派であることが、読売新聞の全国調査(47都道府県と15政令市対象)で明らかになったが、こうした自治体でも、飲酒運転をしても免職にならなかったり、人事委員会の裁定で停職に変更されたりするケースが相次いでいる。
厳罰化の徹底が揺らぐ事態に、飲酒運転死亡事故の遺族らからは、「これでは飲酒事故はなくならない」と怒りの声が上がっている。「飲酒運転は原則、懲戒免職」との要綱を2003年4月に設け、厳罰化に乗り出した青森県。だが、05年3月、飲酒運転で摘発され懲戒免職となった男性職員に対し、県人事委は、「免職は重すぎる」との理由で停職4か月に修正。05年6月には、酒気帯び運転で摘発された男性職員に対し、「飲酒後5時間以上たっている」との理由で、停職6か月の処分とするなど、すでに4件で“減刑”された。
県人事課は、「飲酒後に相当の時間を経過して摘発された場合は要綱の例外。合理的で見直すつもりはない」と話す。
横浜市では、03年に「免職」基準を設けたが、職場の上司から勤務態度が良好と判断されるなどした三つのケースについては、いずれも停職にとどめた。また、高知県でもいったん免職が決まったが、その後、県人事委の裁定で停職1年になったケースがある。
東名高速で飲酒運転のトラックに追突され、娘2人を亡くした会社員井上郁美さんは、「基準を厳格に適用しないのは社会への裏切り行為。ルールは毅然と守ってほしい」と話す。
また、交通事故問題に詳しいジャーナリスト柳原三佳さんによると、交通事故による公務員の起訴率はほかの一般市民の4分の1程度という。柳原さんは、「公務員は守られているとの意識が、交通安全の感覚をマヒさせている。厳格な基準を守らなければ、また大事故が起こるだろう」と警告する。
(2006年9月10日12時48分  読売新聞)

地方公務員法第十六条三号の定めによって、地方公務員は懲戒免職になっても法律上は2年を過ぎれば再雇用の可能性が生まれます。実際に京都市では詐欺や覚醒剤で懲戒免職になった不良職員が再雇用されています。他の自治体でもほとぼりが冷めればひょっとすると職員として帰ってくるかも知れないですね。もっともこうした飲酒事故に関して甘いのは公務員に対してだけではなく芸能人に対しても同様なようで・・・。なんで中村獅童さんやねん?スポーツ選手なんか悪いことしていないのにいつも呼び捨てされてます・・・。

ここ数日報道された飲酒運転絡みの記事をいくつか見てみましょう。順不同。
▼朝日新聞『飲酒運転の車、西鉄のフェンスに衝突 電車に遅れ』
▼朝日新聞『大阪市バス運転手が酒気帯び運転 自家用車で帰宅中』
▼朝日新聞『飲酒後にオートバイで死亡事故、教職員2人処分 大阪』
▼朝日新聞『奈良県王寺町議が酒気帯びで追突事故 容疑で逮捕』
▼毎日新聞『酒気帯び運転:街路灯に衝突、大分県職員を逮捕』
▼毎日新聞『酒気帯び運転:線路走行し衝突、運転の男逮捕--神戸・須磨区』
▼毎日新聞『酒気帯び運転:検問で発覚、消防士長を逮捕 宮城・登米』
▼毎日新聞『飲酒運転:中村獅童さん書類送検 警視庁』
▼毎日新聞『飲酒運転:同じ市職員がまた検挙 大阪・寝屋川』
▼毎日新聞『飲酒運転:散歩の81歳はねられ死亡 会社員逮捕 茨城』
▼読売新聞『飲酒運転処分急増96人、「原則免職」は9県市だけ』
▼読売新聞『熊本でも酒気帯び運転、トラックに追突し同乗男性死亡』
▼読売新聞『消防司令補が酒酔い運転、一方通行逆走し衝突…青森』
▼読売新聞『酒気帯び?運転の男、逃走中にバイクに衝突…京都』
▼読売新聞『飲酒・人身事故の姫路市職員、免職決定…市長も減給』
▼産経新聞『三重の6人死傷事故、死亡運転手からアルコール』

事故を起こすのは公務員だけではないにしても、公務員の不祥事が多いとはいえます。どうしてでしょう。夕方きちんとした時間に退勤できるから飲む暇がたっぷりあるのか?事情はどうであれ、飲酒運転の意識について上が腐っているという証拠を勝谷誠彦さんがご自身のさるさる日記で紹介して下さっています。そこでリンクされている自治労の法律相談の中身をみると、昨年の時点での見解とはいえ公僕として働いているという謙虚さは微塵も感じられませんよ。

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さっそく以下のような事例が報道されています。横浜市人事委員会は果たしてどのような判断を下すのか。しばし続報を待つこととします。
▼毎日新聞『飲酒運転:懲戒免職の教諭が「重すぎる」と不服申し立て』
飲酒運転で今年1月に懲戒免職となった横浜市立中の元男性教諭が「免職処分は重すぎる。裁量権の乱用だ」と市人事委員会に不服申し立てをしていたことが分かった。同市では飲酒運転による懲戒免職処分の不服申し立ては初めて。
市教委によると、元教諭は昨年12月、検問で違反切符を切られ、罰金20万円の略式命令を受けた。学校に報告して免職になった。一方、昨年10月に同様に飲酒運転で検挙され、職場に報告しなかった別の市立中の男性教諭は停職3カ月だった。
市教委は処分が分かれた理由を「昨年10月の処分を踏まえ、市教委が注意喚起した後の飲酒運転だったため」と説明している。【鈴木一生】
毎日新聞 2006年9月13日 0時51分

▼読売新聞『酒気帯び運転で懲戒免職、元教諭が不服申し立て…横浜』
▼朝日新聞『飲酒運転、同乗職員も免職か停職 神奈川県が方針』
▼読売新聞『酒酔い運転で検挙、事故なしでも免職…神奈川が厳罰化』
▼朝日新聞『職員の飲酒運転、大阪府も原則懲戒免職へ』
▼読売新聞『飲酒運転で懲戒免職、京都府も処分厳格化』
▼産経新聞『福岡市、飲酒運転同乗でも懲戒免職 職員の事故受け』
▼産経新聞『札幌市が飲酒運転厳罰化』

※自治労の法律相談、当該ページは現在アクセス不能の様子。お役所仕事とは思えないほど素早い対応です。さすがは「卑劣な外道(勝谷氏談)」。
▼自治労『困ったときの法律相談所 飲酒運転防止の行きすぎ』(キャッシュ)
▼自治労『・・・「困ったときの法律相談所 飲酒運転防止の行きすぎ」の削除について』

(9/13追記)

▼毎日新聞『飲酒運転:「防止は行きすぎ」をHPから削除 自治労』
公務員による飲酒運転が問題化する中、「自治労」(全日本自治団体労働組合)=岡部謙治委員長、101万人=がホームページ(HP)などに掲載していた「飲酒運転防止の行きすぎ」と題する文章を「誤解を招きかねない」と、13日付で削除したことが分かった。
自治労は地方公務員を中心とする国内最大の産業別労働組合。文章は、機関誌「自治労通信」713号(05年7・8月)の「困ったときの法律相談所」欄で、顧問弁護士が答える形で、HPも載せていた。弁護士は「飲酒運転は許されるものではない」と前置きしつつ、酒気帯び運転で検挙されただけで懲戒免職にするとの自治体の処分基準に「あまりに厳しい処分は許されない」とし、飲酒運転で懲戒処分にした場合の職員の氏名公表についても「原則として違法」などと記していた。
しかし、今月12日ごろから「公務員に対して甘い」などと抗議する内容のメールが相次いぎ(原文ママ)、自治労本部で協議。削除を決め、弁護士にも連絡したという。【高田房二郎】
毎日新聞 2006年9月14日 18時26分

(9/14追録)

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2006.07.24

【愛知】地下鉄運転士が乗務中に喫煙

名古屋の地下鉄で運転士が運転中に喫煙していたそうです。
国鉄の機関車の一部には運転席と助手席に灰皿が備えてあり、昔は乗務中でも煙草が吸えたのではないかと推察します。
が、今は時代が違いますしなにより地下施設ゆえ火災の原因となる可能性があるものを極力排除すべき職員が禁煙車にて喫煙していたというのは問題ですね。
わしはたまに竹田駅から京都市営地下鉄を利用することがあります。地下鉄としてはここが烏丸線の終端駅で一旦留置線へ引き上げたあと折り返します。始発車両の先頭車、もしくは最後尾の車両に乗るとたまにたばこのにおいがします。状況から判断して乗務員が折り返しの合間に吸ってやがるのです。悔しいことに留置線は乗り場から100m以上離れていて車内の様子は分からないし誰が吸ったか特定するのはかなり難しいです。端的に言って証拠はない。しかし乗客がいない状態で折り返してきた電車内にたばこのにおいが充満していたとすれば乗務員が吸っていたと疑わざるを得ない。今度乗った時に臭っていれば交通局に通報してやろうと思いつつ、全然乗る機会がないまま過ぎています。しかし、以下に示す読売新聞の記事中にあるように「乗務中の喫煙を禁じる規定」が京都市交通局の内規になかったとすればクズ乗務員はそれを盾にいわゆる「労働者が煙草を吸う自由と権利」を主張することも充分に考えられますね。口のうまい人権屋弁護士と組めば折り返しの合間は乗客を運んでいないから契約を結んだ運送業務に当たらないとかなんとかいくらでも反論してきそう。今回の名古屋のおっさんは営業運転中だったからタチが悪いですね。何年か前には山陽本線で電気機関車の運転士がおにぎりを食べて運転していたのを並行する道路を走っていた車の運転者に見つかってチクられ、処分されたという事例もあります。
いずれにしましても、「運転」というのは人の命を預かる仕事ですから「ちょっとくらいなら・・・」という気の緩みは許されないという最低の職業倫理を持っていただきたいです。
以下、読売新聞オンライン版の記事から。

たばこ吸いながら地下鉄運転、乗客が目撃…名古屋

名古屋市交通局は24日、市営地下鉄の男性運転士(57)が、電車を運転中に喫煙していたと発表した。
乗務中の喫煙を禁じる規定はないが、同局は「地下鉄車内は乗客も禁煙。あまりに常軌を逸した行為」として、21日以降、この運転士を乗務から外し、さらに処分を検討している。
運転士は17日午前6時40分ごろ、地下鉄鶴舞線の荒畑―鶴舞駅間で普通電車を運転中、運転席でたばこ1本を吸った。目撃した男性客が通報、同局の事情聴取に、運転士は1度は否定したが、喫煙を認めた。
運転士は「普段は点呼前に吸っているが、この日は時間がなく、運転中に吸いたくなった」と話したという。
(2006年7月24日21時28分 読売新聞)

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2006.02.26

【航空】日航機が1時間遅れて離陸/鹿児島

なにかとお騒がせな日本航空にお騒がせな不良乗客が鹿児島空港にわいて出た。見逃せない事件ながら報道の小ささが気になります。朝日新聞オンライン版の記事から抄録します。

日航機、出発1時間遅れる 乗客が携帯電話の使用続け

2006年02月25日01時16分

鹿児島空港で24日、機内で携帯電話を使用していた乗客が乗務員の注意を聞かず、使用を続けたため、午前10時45分鹿児島発羽田行きの日本航空1864便(乗員乗客274人)の出発が約1時間遅れた。
同社によると、航空機が滑走路に向けて動き出したところ、女性客室乗務員が携帯電話のメール機能を使用している30代の男性客を発見し、使用をやめるよう繰り返し注意した。男性客は聞き入れず、乗務員の着衣をつかんで「出てくるな」などと言いながら、つばを吐きかけたという。機長の判断により、携帯電話使用をやめない乗客がいることを機内アナウンスした上で、搭乗口まで引き返した。
その後、乗務員らが男性客を機内から連れ出し説得したところ、「もう使わない」と約束したため、予定より約1時間遅れで出発したという。

飛行機はあまり乗らないけれど、乗る時はなぜかいつも日本航空です。JALで日本の北から南まで大体行きました。今後もまともな運航を続けてくれるのであれば乗るかも知れません。しかしこういう危機管理の姿勢ではたとえ機材が立派に整備されていても一般乗客の安全は守れるのでしょうか。
報道されている範囲内では乗務員らは規則を破った上に暴行を働いた犯人を一旦は機外に出しながらあきれたことに説得したうえでまた乗せている。禁止されている携帯電話をした上に注意されたことに逆切れし着衣をつかんでつばを吐きかけるとは立派な犯罪行為です。それなのに警察に通報もしていない様子です。説得というのは一体何のための説得なのか。結果的には退場のためではなく「お乗りいただく」ための説得だったようです。こんな犯罪者を再び乗せるとは日本航空も落ちるところまで落ちたものです。悪党の言う「もうしない」というのは表面上の口約束でしかない可能性が高いのに何か乗せざるを得ない事情があったのでしょうか。権力を悪用出来る立場にある人間?指定暴力団の構成員?よく分からないから想像するしかない。いずれにせよ便数はこの1864便のあと5便もありますから1864便に乗れなくても当日中に東京に着けない訳ではない。犯人の便宜を図っているとしか思えないです。
今後、こうした状況に出くわしたら当該機の一般乗客は勇気を持って声をあげるべきではないでしょうか。せっかく一度は外に出した犯罪者を元に戻して飛び上がる。そのあと気密状態の室内で何が起ころうとどこにも逃げ場がない。仮に命からがらどこかへ緊急着陸出来たとしてもそのために浪費された時間は戻ってこない。おそらく乗客が味わった精神的苦痛に対する補償も大して行なわれる事はなかろう。行なわれるにしても大層時間がかかる。
いずれにせよ24日の1864便は遅れはしたものの偶然無事に羽田に到着できた。幸運だった。ただそれだけのこと。それにしてもこの事件に関して報道はあまり騒がないですね。電車が停止位置を数メートル過ぎたとか三菱の車が燃えたとなるとやたら張り切るくせにおかしなものです。マスゴミ特有の「日本航空の安全に対する姿勢が問われそうだ」などと煽りの決め文句が文末に入って不思議ではないはず。これはウラに何かありそうだ。
わしなら犯人に再搭乗を認めた段階で飛行機から降りますけどね。

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2006.01.24

【報道】堀江貴文逮捕。その蔭で・・・

ホリエモン逮捕。それはそれで大きいニュースなのかも知れません。しかしその片隅でひっそりと小さく扱われている興味深い報道もあります。そのうちのいくつかを拾ってみます。

24日付産経新聞の記事から抄録。

無人ヘリ対中不正輸出 人民解放軍入手か ヤマハ発を外為法違反容疑で捜索

「軍事転用も可能」
ヤマハ発動機が、生物化学兵器などの散布に転用できる無人ヘリコプターを中国に無許可で輸出しようとしたとして、静岡、福岡両県警と名古屋税関は二十三日、外為法違反(無許可輸出)の疑いで、同本社などを家宅捜索した。両県警は経済産業省が同日、同社を刑事告発したのを受けて捜索に着手。輸出済みの機体の一部は中国人民解放軍の手に渡っている可能性もあるとみて、資料の分析を急ぐ。
捜索を受けたのはヤマハ発動機スカイ事業部のほか静岡、熊本両県、東京都などの関係二十カ所。
調べによると、同社は昨年十二月二十一日、農薬散布や空中撮影などに使う多目的用途の無人ヘリコプター「RMAX TypeIIG」型一機を、経産相の許可を得ないで中国・北京の航空専門会社「BVE社」に輸出しようとした疑い。
ヤマハ発動機によると、同社は平成十三年以降、BVE社に「RMAX TypeIIG」型を改良した「RMAX L181」型(全長約三・六メートル、千五百七十五万円)を九機輸出し、昨年十二月に十機目の輸出申請をしていた。
(中略)
静岡県磐田市のヤマハ発動機本社には、二十三日午前八時半すぎ、捜査員約百八十人が家宅捜索に入った。これを受けて午前九時半から会見した大坪豊生・広報担当取締役は「お騒がせしたことを申し訳なく思っている。告発、捜索を受けているが、全面的に協力していく。今回の輸出が違法なものとは思っていなかった」と述べ、違法性の認識はなかったことを強調した。
(後略)
(産経新聞) − 1月24日3時28分更新

ホリエモン逮捕よりも国防に関わるこうした事件の方がよほど大事だと思うのですが意外に扱いは小さいものです。犯罪者が人気者だと視聴率が取れるからですかね。金になる報道を優先する。ホリエモンのビジネス形態とそのやり方は大差なさそうですわ。
もっともヤマハ発動機さんのご商売も同様で「金に成る」のであればお中国様にだって兵器として使える機械を簡単に売ってしまう。仁義なき経済界。家にはヤマハのピアノがあるし、わしは若かりし頃ヤマハの単車に乗っていた。燃費は大したことなかったけれどどこまでも回る素晴らしいエンジンは他社のおっさん臭いフィーリングのエンジンとは一線を画すものでした。
名車とされるトヨタ2000GTはそのエンジンも内装も実はヤマハが作ったようなもの。基本的には良い会社であるはずなのに金のためなら不正輸出もやってしまうのか。対お中国様輸出の件については中部経済界の誼で、お中国様とは深いつながりがある経団連の奥田センセイがとりなしてくれるかも知れない。経済産業省の大臣も江沢民大先生の碑を日本国内各所に建てようと奔走した二階俊博センセイですから礼をつくしてご挨拶すれば今回の件は大したお咎めもなくこのまま静かに幕となるでしょう。

▽産経新聞(共同)「『軍事面で重要な価値』無人ヘリで中国新華社」
中国国営の新華社通信が2002年5月、ヤマハ発動機が中国に輸出した無人ヘリコプターを基に、中国の北京BVE創基科技有限公司などが独自の国産無人ヘリを開発したと報じ、同ヘリについて「軍事面で重要な価値がある」と評価していたことが23日、分かった。
(中略)
(ヤマハの無人ヘリを参考に開発したことにより)「視界外まで飛んでいったヘリを再び帰還させるという難題を解決した」などと説明している。
(共同)
(01/23 23:43)

24日付▼河北新報の記事から抄録。

センター試験 ICプレーヤー実は“受験生買い取り”

大学入試センター試験で初めて実施され、トラブルが続出した英語・リスニングで使用されたICプレーヤーの費用は、受験生が負担する形になっていたことが分かった。プレーヤーは自由に持ち帰れるが、検定料も前年度より2000円アップ。受験生の経済的負担が増すと同時に不公平感も拡大した現行方式に、批判は一層高まりそうだ。
21日のリスニングは49万人余りが受験し、461人がプレーヤーの不具合などを理由に再テストの対象となった。
プレーヤーは「電源」など三つのボタンと音量調整のつまみがあるだけで、音声データのメモリーカードを差し込む簡単な構造。再生機能しかない。
大半の受験生は持ち帰ったが、「ほかに使い道はない。自己採点したら捨てる」と仙台市青葉区の女子高生(18)。青葉区の女子予備校生(19)も「おもちゃみたいで…。いらない」と切り捨てた。
(後略)
(河北新報) − 1月24日7時5分更新

23日付▼共同通信の記事から抄録。

スーパーのレジ袋有料化へ 07年度導入目指す

容器包装リサイクル制度の見直しを検討していた環境、経済産業両省は23日、中央環境、産業構造両審議会の合同部会にレジ袋や、プラスチック製や紙製の手提げ袋の有料化を盛り込んだ最終報告を提示し、了承された。
有料化は通常国会へ3月中旬に提出予定の容器包装リサイクル法改正案には明記しないが、環境省が同改正案に基づいて作成する容器包装の減量指針で、事業者が有料化を通じてレジ袋や手提げ袋の使用量を減らす目標設定を求め、2007年度からの導入を目指す。
レジ袋などの販売価格は事業者が独自に決めるが、生協や一部の業者が既に1枚、5−10円で有料化を実施しており、同程度となる見通しだ。
(共同通信) − 1月23日20時38分更新

ごみを減らそうとするところがあればごみを増やそうとするところもある。大学入試センター試験を受けないと、いわゆる国公立大学の受験が出来ない。受験生とその親はは大学入試センターの言いなりにならざるを得ない。少々ボロくても他に使い道があるプレーヤーを買わせるなら「まだしも」、家電製品に目が肥えている世代の諸君に「捨てざるを得ない」がらくたを強制的に売りつけるとは神経の太い商売です。屑役人がこうした商売をしても文句が出るだけで何ら社会的制裁はないに等しい。役人自身もこうしたことをする度に信頼を失い馬鹿にされるだけなのは十分に分かっているだろうに権益や金が絡むとそうした感覚が麻痺するのでしょうな。自分の利益のためなら人生がかかっている受験生さえも食い物に出来る神経というのは常人の理解が及ばない世界に生きている仙人のような方々ゆえお持ちになれるのかと思われます。もちろん英語リスニングテストに関してこの機械によるトラブルが続出した後も大学入試センターのサイトに謝罪らしき文言は今のところはない。大学入試センターのお偉い面々は今ごろは「ああ、寒いなあ」とか言いながら暖かいお部屋でソファに腰掛けてお茶でも啜っているのかな。なお、容器包装リサイクルに関しては零細企業経営者の闘魂日記さんが面白い疑問を呈しておられます。

23日付▼産経新聞の記事から抄録。

北、2女高生も拉致か 関谷俊子さん、遠山常子さん

藤田さん関与の男 警視庁捜査で浮上
昭和四十九年に失跡した千葉県市原市の関谷俊子さん=当時(17)=ら女子高生二人が、北朝鮮に拉致された疑いのあることが二十二日、警視庁公安部の調べで分かった。特定失踪者問題調査会が「拉致濃厚」とし、警察当局も北朝鮮に拉致された疑いがあるとみている埼玉県川口市の藤田進さん=同(19)=失跡への関与を警視庁の事情聴取に告白した男が、「女性二人の拉致にも関与した」と供述したことから捜査、関谷さんらの可能性が浮上した。
拉致された疑いがあるのは、関谷さんと友人の遠山常子さん=同(17)。関谷さんは調査会の失踪者リストにも入っている。
(後略)
(産経新聞) − 1月23日2時55分更新

次から次へと明るみに出る将軍様の御乱行。藤田進さん拉致に関与した男とは去年薬事法違反容疑で捜索された西新井病院の関係者です。この病院に関しては西村幸祐さんの酔夢ing voice「拉致の闇----総連関連施設捜索とオウム真理教」が面白い。なお毎日新聞の報道によれば病院院長の金萬有は昨年12月に死亡したもようです。

訃報:金萬有さん 91歳 死去=西新井病院院長

金萬有さん 91歳(きむ・まにゅ=西新井病院院長)26日、呼吸不全のため同病院で死去。葬儀は密葬で行う予定。1914年、韓国・済州島に生まれ、36年に来日した在日朝鮮人の医師。53年、東京都足立区に総合病院「西新井病院」を創設、86年には北朝鮮・平壌に「金萬有病院」を開設した。
毎日新聞 2005年12月26日 東京夕刊

北朝鮮に拉致された方々の悲惨さに比べれば、ホリエモンらの逮捕は災難でも事件でもなんでもない。むしろ闇の中で命の火を消されないように逮捕という形で保護してもらったと思って身の幸運を感謝したほうがよいのではないか。沖縄で「自殺」を遂げたとされる野口氏の無念を思うのであれば、そして同じ運命をたどる可能性があると思うのであれば洗いざらいしゃべったほうがよい。そのうえで消されるならば世間は少しくらい同情するかも知れない。

▽産経新聞「陸自の最新型ミサイルデータ、総連団体に流出」
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)傘下の「在日本朝鮮人科学技術協会(科協)」(東京都文京区)が、陸上自衛隊の最新型地対空ミサイルシステムに関する研究開発段階のデータなどが記載された資料を入手していたことが二十三日、警察当局の調べで分かった。データはすでに北朝鮮に送られているとみられ、警察当局は資料の流出経路などについて捜査を進めている。(後略)
【2006/01/24 東京朝刊から】
(01/24 07:58)

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2006.01.22

【食】検査官は無知だった

さすがアメリカは万事大らかな国です。お肉の検査担当者が知っているべき規則を知らない。阿呆でも公務員が勤まるのか。学歴偏重の日本とは違ってさすが米国は誰にでも広く門戸が開かれているようです。
こんな有様では感染牛肉は過去にも入ってきていたと要らぬ想像をしてしまいます。今後ももちろんこうしたことは有り得るでしょう。
自分がしている能天気な仕事ぶりが国家間、会社間の信用を損ない、消費者の信用も失うことが分かっていないのでしょう。分かっていれば真面目に仕事をしますね。愚問でした。
まずは21日付け共同通信の記事から抄録。

ミスどころか知らないとは 危険部位混入のUSビーフ

危険な部位が混入した問題のUSビーフ。21日、単純ミスどころか米国の検査担当者が「除去」という対日輸出の基本ルールすら知らずに持ち込まれていたことが分かった。
(後略)
(共同)
(01/21 12:16)

さらに21日付け読売新聞オンライン版「米検査官、日本向け基準認識せず…農務長官が謝罪」から引用すると・・・、

全米最大の食肉業界団体、米国食肉協会(AMI)のパトリック・ボイル会長は20日の記者会見で「問題の牛肉は米国内では食用が認められている」と強調し、「1施設による1回だけの出荷だけで、日本政府が米国産牛肉を全面的に輸入禁止とするのは支持できない」と述べている。

・・・と、アメリカの食肉業界トップが「国内では大丈夫」と平気でぬかしている。この記事が正しいとするならアメリカ人は食用にするには危険な肉を日常的に食べていることになります。これはこれで大問題なのではないでしょうか。日本語が読める米国民は少なくともビビるか怒るかした方がよい。
アメリカはすでにガキの時分から肥満の悩みを抱えるほど低劣な食文化の国ゆえ、安い値段でたんまり腹に収まる食い物であれば見た目が変でなければそれで良いのではなかろうか。あと十年、二十年すればアメリカ国内で汚染牛肉を食べたことによる『原因不明の』病が流行りだすのかもしれません。日本でも同じような病が出てくるかも知れない。しかしどこでどのようなものをどれだけの量食べたかなどは明確に分かるものではありません。肉そのものを避けていても肉を加工して別の製品に化けた何かを知らずに摂取している可能性も高い。汚染牛肉のエキスが幼稚園や小学校の給食メニューで使われることもあり得ます。
発病したからといって因果関係が明確に分からないのですから損害賠償をどこに請求するべきかは難しいでしょうし、賠償金が取れると確信できるくらいの証拠が一般消費者に集められるかどうか。比較的証拠が集めやすそうな交通事故の過失割合ですら算定が難しいのに、目に見えない病原菌相手では・・・。
それだけに「危険である」ことが容易に推定される段階での牛肉の輸入はすべきではない。どうしても輸入して売りたいのであれば煙草の箱に印刷されている注意書きのごとく「この肉を食べるとあなたの脳を蝕む恐れがあり、感染して発病した場合は痴呆状態で死亡します。食べ過ぎに注意しましょう」などと分かりやすい表示を添えて欲しい。お笑いだけど。

しかしながら米国産牛肉に関して全部が全部悪い訳ではない例が小林よしのり責任編集による「わしズム」最新号(小学館)にて紹介されています。BSEに関して「もう牛を食べても安心か(文春新書)」などの著書がある福岡伸一氏が寄稿した論考の中でコロラド州で「自然な」飼育システムを採用している食肉業者、Coleman Purely Natural Meatsが紹介されています。屑牛肉を平気で出してくるごろつき業者とまともな肉を提供しようと努力している優良業者の選別は食肉輸入に従事する人、会社にとって重要な仕事です。輸入業者の方には本当に良いものをその目と腕でしっかり見つけ出して欲しい。が、品質が適当でも安ければ良いと考える消費者が多ければ良いものをそれなりの値段で売る業者の製品はどうしても埋もれがちになりやすい。消費者も安い買い物ばかりしようと思わず、しっかりしたものをきちんとした値段で買うようにしなくては。せっかくの情報化社会を活かして知る人ぞ知る良いものを手に入れる努力をしたいものです。・・・って、生きるために少しでもまともな食べ物を探す苦労をするなんてまるでジャングル生活みたいな世の中です。

■こんなサイトがありました
▼日経「BSE、日本人初の感染 米国産牛、輸入再開に向け前進」
▼わらじのギャラリー

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2006.01.20

【食】米国産牛肉で特定危険部位見つかる

北米産牛肉はやはり危険です。巷間にはこれまでにも牛肉解体現場は実に好い加減な作業をしているところが多くて信用出来ないという情報が流れていました。思いがけず今回の事件でその噂があながち嘘ではなかったことが証明されたようなものです。
特定危険部位そのものは除去されていても、不衛生な解体処理が行なわれている場合は特定危険部位の体液などが飛び散って他の部位を汚染している可能性があるともされており安全性にはかなり疑問が残ります。
たまたま今回は見つかったけれど輸入再開直後から今までに入ってきた肉で見逃されていた部分がなきにしもあらず。企業による偽装や粉飾、屑官僚による不正やお目こぼしなど日常茶飯事ゆえ下々の国民は可能な限り不買などで抵抗せねばなりませぬ。
以下、20日付産経新聞オンライン版(共同)の記事から抄録。

米国産牛肉の輸入を全面停止 成田で危険部位混入が発覚

政府は20日、米国から輸入された牛肉に牛海綿状脳症(BSE)の病原体がたまりやすい特定危険部位の脊柱が混入しているのが確認されたと発表、米国産牛肉の輸入を当面、全面停止することを決めた。
小泉純一郎首相は同日夜、中川昭一農相から米国からの輸入を全面停止するとの報告を受けたことを記者団に明らかにした。小泉首相は「国民の食に対する安全・安心を確保するのは極めて重要。米国にしっかりとした対応を求めると報告があった」と語った。
輸入牛肉の検疫に当たる厚生労働省は同日、米国産牛肉の輸入手続きを保留することを決めた。
農水省動物検疫所成田支所によると、危険部位混入が確認されたのは、日本の商社が見本として空輸した牛肉で、目視検査で明らかになった。
(以下略)(共同)
(01/20 21:14)

しかしながら、牛肉の取引がやっと再開されたこの時期だからこそ信用を得る努力をするべきなのに、好機をみすみす逃す適当な仕事しか出来ないとは不道徳な馬鹿が揃っているとしか思えない。
Well begun is half done.
これくらいの英語ならわしでも分かるぞ(ちょっと自慢)。
仕事をする気もなければ、国を代表する食料製品を扱っているという気概もなさそう。「どうせ分からんだろう」という軽い気持ちしかないのでしょう。吉本新喜劇の間寛平さんの古いギャグで「ちょっとしたミスさ」というのがありますが、大日本帝国の宗主国たるアメリカ様にとっては案外そんなところなのかも知れませんな。

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2006.01.05

【拉致】めぐみさん拉致は辛光洙

今年こそ期待してよいのでしょうか。横田さんご夫妻や有本さんご夫妻始め、我が子、肉親を拉致されたご家族のみなさんはご高齢でいつまでも元気に救出活動に従事することは出来ない。いたずらに年月だけが流れていく不始末は去年までで終わらせて欲しい。。5日付け時事通信の記事(抄録)に警察庁長官の意味ありげな発言が載っています。。

帰国に向け捜査=北朝鮮拉致で「勝負に出る」−「大きな情報入った」・警察庁長官

警察庁の漆間巌長官は5日の会見で「今年、勝負に出ないといけないのは北朝鮮による拉致。これまでもいろいろな形で問題提起してきたが、(残る)11人の拉致認定者らの帰国につながるような形の捜査に力を入れたい」と述べた。
1978年に拉致された蓮池薫さん夫妻と地村保志さん夫妻が、実行犯として、「朴」と名乗る北朝鮮工作員と大阪の中華料理店店員原敕晁さん拉致に関与したとされる工作員の辛光洙容疑者=国際手配=の名前を証言。新潟、福井両県警と警視庁が国外移送目的略取容疑で捜査している。
漆間長官は「北朝鮮に大きなインパクトを与える情報が入ってきている。被害者の帰国をサポートできる捜査を進める」と話した。
(時事通信) − 1月5日19時1分更新

電脳補完録にある資料:シンガンス釈放嘆願署名のページに名を連ねている親北議員の多くは今でも現役で政治の黒い世界にいます。こいつらがあの手この手を使って捜査活動に何らかの妨害や圧力をしかけてくるのは十分予想されることですし、旧社会党の議員を数多抱え込んでいる民主党もどのような出方をするか分からない。
それにしても金正日に衝撃を与えるような情報ってなんだろう。さっぱり分からないですが、これから本格捜査に着手するならばそんなことをぺらぺらとしゃべってよいのかな。余程の自信があるのかも知れない。が、わしとしては『11人の拉致認定者ら』とあるのがひっかかります。「11人」で幕引きをして他にいる圧倒的多数の拉致被害者は帰ってこないなんてことがないように願います。

■その他
▼共同通信「めぐみさん拉致も辛容疑者 曽我ひとみさん証言」
『北朝鮮による拉致被害者の曽我ひとみさんが、横田めぐみさんを拉致した実行犯として、別の拉致事件に関連して国際手配中の元工作員辛光洙容疑者の名前を挙げていることが5日、関係者の話で分かった。』

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2005.12.26

【大阪】酒気帯びで免職の教諭が処分軽減に

市役所の厚遇問題を始め、公務員の仮面をつけた反社会的人間が不埒なことをしでかすのはもはや当たり前の大阪。しかし大阪府民も市民も「しゃーないわ」と諦めている場合ではないのではなかろうか。国家の根幹ともいうべき教育の現場に反社会的な教諭が戻って来るかも知れないのです。
後掲する産経新聞の記事によれば、酒気帯びで検挙された小学校教諭を大阪府教育委員会が懲戒免職にしたところ、この教諭が不服を申し立てました。その結果、大阪府人事委員会が処分を停職三ヶ月にする甘い処分としたものです。
12月は忘年会シーズンで酒を飲む機会が増え、警察なども取り締まりに力を入れる時期です。それに大阪府教育委員会は2002年11月に<酒気帯び運転は原則として懲戒免職>という通達を出しています。そんな背景があるにもかかわらずこうした採決を出すとは大阪府人事委員会は社会に対する悪質な挑戦を行なっているのではないでしょうか。
『飲んだら乗るな、乗るなら飲むな』とはすでに言い古された標語ですが、大阪府人事委員会の辞書にはたぶん載っていないのでしょう。
多くの場合、飲酒は習慣性があるものだからこの教諭はまたきっと同じことをやるとわしは思う。自分の言い分が通ってシメシメとほくそ笑んでもいるでしょう。この教諭が次回酒気帯びなり飲酒運転をして犠牲者が出たらどう責任をとるのですかね。ま、知らぬ存ぜぬで責任なんて取らないでしょうけど。
教育の崩壊や教師の質の低下が幾度となく指摘される昨今にあっても、こうした反社会的な教師を復活させる決定というのは首を傾げざるを得ません。どこか政治思想的な背景とかも臭ってきそうです。それとも裏で府教委と府人事委とのドロドロとした対決図があるのか。
いずれにせよこんな教師がいずれ現場に「先生」として戻り、「教育される」子供らは不幸そのものです。こんなクズが基礎教育の現場に戻って来るとは情けない限り。京進の元講師、萩野裕が女子児童を惨殺した事件もまだ耳目に新しいところゆえ、反社会的要素を持つ不良教師にはいくら厳しい対応をしてもしすぎることはないと思うのです。
26日付け産経新聞オンライン版の記事から抄録します。

「酒気帯び」また温情処分 大阪府人事委 府教委の厳罰方針にノー

酒気帯び運転で懲戒免職になった元小学校教諭に対し、大阪府人事委員会が処分を停職三カ月に修正する裁決を出していたことが二十六日、わかった。府人事委は今月八日にも同様の案件で処分を軽減しており、飲酒運転には懲戒免職も含めた厳しい処分でのぞむという府教委の厳罰方針とは正反対の裁決がまたひとつ明らかになった。
府人事委などによると、不服申し立てをしていたのは府内の三十代の小学校教諭。平成十六年四月七日、飲酒後に酔いさましもせずにミニバイクを運転。途中で警察官に呼び止められ、呼気一リットルあたりのアルコール値が〇・一五ミリグラム以上検出され、道路交通法違反(酒気帯び運転)で罰金十万円の略式命令を受けた。
府教委は同年五月二十日付でこの教諭を懲戒免職としたが、教諭は「処分は重すぎる」として同年七月、府人事委に不服申し立てを行った。府人事委は今月二十一日、「過去の処分事例と比べて酷すぎる」として停職三カ月に軽減する裁決を出した。
府人事委は今月八日にも、酒気帯び運転で懲戒免職になった五十代の教員の処分を停職三カ月に修正していた。
東名高速道路で飲酒運転のトラックに追突されて二人の娘を失った井上郁美さんは「厳しい姿勢こそが飲酒運転の抑止力につながるはずなのに、この処分修正が“判例”のようになって、飲酒運転をしても停職三カ月ですむという認識が広がるのでは」としている。
(産経新聞) − 12月26日15時35分更新

記事中、『飲酒後に酔いさましもせず』とあるのは飲酒確信犯。これを平気で復帰させる大阪府人事委員会は『過去の処分事例と比べて酷すぎる』などと前例を踏襲することなく昨今の教師による不祥事などをよく勘案して裁決してほしい。大阪府教育委員会の自浄努力をふいにして嬉しいのか。空気読め。この不服申し立てを行なった30代の馬鹿も自分がどんな立場の職業に就いていて何をしでかしたのか「30歳を過ぎても」分かっていないのが笑えます。
#匿名報道でよかったね、ボクちゃん。

■参考記事
▼朝日新聞『酒気帯び運転の高校教諭、懲戒免職から停職3カ月に』

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2005.12.16

【食】米国産牛肉到着

米国産牛肉が再度輸入されることになり、丸大食品が品質検査用に輸入したものが第一号として今日成田に到着しました。読売新聞の記事によれば『空港検疫所などで午後、脳や脊髄(せきずい)など特定危険部位が混入されていないかどうかなどを検査する。問題がなければ同日中にも輸入が認められる。』とありますが、特定危険部位がなければBSEに感染していないことにはならないのではないでしょうか。難しいことはよく分からないですが、目に見えない病ならともかく比較的検査しやすい建物の耐震強度偽装なんかが簡単に見逃されてきたことを思えば牛肉問題もあと何年かすれば大きな社会問題に発展しそうな気がしないでもありません。狂牛病の情報を集めたニクコップンというサイトを見ていると、たとえばインスタントラーメンすら危ないとされていて目に見えない「牛肉」の普及度がいかに高いかがよく分かります。
米国産牛肉輸入再開を受けて、共同通信によればさっそく『外食チェーンのゼンショクは16日、2年ぶりに輸入解禁された米国産牛肉を、傘下の焼き肉店で19日午後5時から販売する』ということです。まずは『焼き肉チェーンの「焼肉 でん」「久太郎」のうち、大阪、京都、兵庫など近畿2府4県の46店で販売』し、『20日午後5時からは、東京や神奈川、埼玉といった関東の26店でも売り出す』ということです。これは冒険的挑戦ですが、待ってましたとばかりに食べに来る人もきっと多いのでしょう。果たして初日の売上はいかほどだったのでしょう。明日以降の報道が待たれるところです。
これまで輸入ものといえば「中国産」と表記されている食品は可能な限り買わないようにしてきました。大好きだった東海漬物の「きゅうりのキューちゃん」もいつの間にか「中国産」のきゅうりになっていたのはショックでした。知ってからはもう何年も食べていません。
これからはアメリカ産には要注意か。過去に吉野家のはもとより牛丼はたらふく食べていました。もはやわしの脳みそは冒されているのかも。でも、分かる限り米国産牛肉は食べないようにします。
実際には騒がれるほどの危険性は政府が言うように「ない」に等しいのかも知れません。が、過去に何度もあった産地偽装や今騒がれている耐震強度偽装問題、それに厚生省(当時)や関係医療機関による好い加減な対応から輸入血液製剤によってAIDSに罹ってしまった患者さんらに対する無情な政府の対応などを見ていると、今度の牛肉問題がもし「BSE問題」に発展した場合はどうにもならんと思うのです。分かっていて食べれば自己責任ですが、そうでない場合も多々ありますから。
あまり不安ばかり書いていても仕方ありませんので、これぞ!という歴史的オピニオンを引用して終わりにします。かなり歴史的発言かと思いますので・・・。以下、産経抄(産経新聞オンライン版)から。

食を語らせればいまや当代切っての名手、東海林さだおさんが、毎日新聞に連載中の「アサッテ君」に、こんな作品があった。アサッテ君が仲間とすき焼きを注文して、皿に盛った材料が届く。みんなの視線が肉より、野菜の量に集中して落ちがつく。
▼平成十年、天候不順のため野菜の高値が続いた世相を風刺したもの。昔は野菜のかげに隠れた小さな肉片を奪い合ったものなのに…そんな東海林さんのつぶやきも聞こえた。確かにビフテキがぜいたくの象徴だった時代があった。
▼米国・カナダ産牛肉の輸入が二年ぶりに再開された。牛丼や焼き肉、牛タンのファンには朗報だろう。ただ、かつて米国産が日本の消費量の四割を占めていたわりには、きのうの本紙によれば、スーパーの多くは販売再開に冷ややか。豚肉も鶏肉もある。最近はラム肉が人気だ。国産高級和牛は別にして、消費者の牛肉そのものへのあこがれが薄まったせいか。
▼米国のBSE(牛海綿状脳症)対策への不信感が根強いことも理由のひとつに違いない。日本消費者連盟では、不買運動を検討しているというが、少し待っていただきたい。
▼専門家が検討を重ねた上で出した結論だ。今後は輸入条件が守られているか、政府が目を光らせることになる。そこからは、食べる食べないは消費者の自己責任ではないか。この世に100%安全な食品など存在しない。
▼筆者は、BSEの牛の肉を食べて感染すると考えられている変異型ヤコブ病が初めて確認された英国に住んでいたおかげで、献血も臓器提供も禁止されている。いわば100%の安全はないと、お墨付きをもらっている身。だからというわけでもないが、久しぶりにビフテキでも焼こうと楽しみにしている。

この産経抄を書いたおっさんはすでに脳がやられているらしい。訳のわからん「お墨付き」をもらって嬉しいのかね。自虐史観から脱するべしとか書いている産経が自虐ネタとは情けないわ。

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2005.12.14

【事件】寝台特急「トワイライトエクスプレス」で不正発覚

大阪と札幌を結ぶ豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」。汽車旅好きではない人にとっても憧れの乗り物のひとつかも知れません。その列車の食堂車で不正が行なわれていました。給仕らが珈琲代金を着服していたそうなのです。犯行は13年程前から続いていたらしく、わしもちょうど乗っていた時期に重なりそうです。あの時のボーイさんたちがそのようなことをしていたとは。しかし、たかが珈琲というなかれ。13年間での被害額は推定1400万円。こつこつやれば結構な金額になるものです。ということは、我々も地道に貯金すればこれくらいは10年程度で達成出来る・・・?いや、そういう問題ではありませんね。落ち目の寝台特急の中にあって人気がある列車なのですから、評判を落とすようなことはなさらぬが良かろう。
詳しくは14日付け朝日新聞にて。

寝台特急食堂車でコーヒー代着服 計1400万円か
2005年12月14日19時06分

JR西日本子会社の「ジェイアール西日本フードサービスネット」(大阪市)は14日、寝台特急「トワイライトエクスプレス」の食堂車の従業員29人全員が、コーヒー代金の一部を組織的に着服していた、と発表した。約13年前から続いており、退職者も含めると約100人が関係し、被害総額は約1400万円になる可能性があるという。同社は着服金の返還を求めるとともに、懲戒解雇などの処分や、業務上横領での刑事告訴を検討している。
(略)
同社によると、着服が発覚したのは、食堂車を担当する社員29人(男性22人、女性7人)全員と、以前乗務していた社員5人、さらにすでに退職している元クルー約70人。6人が1クルーとなって乗務し、札幌―大阪間を往復している。
手口は、車体両面の窓から景色を展望できる「サロンカー」からコーヒーの注文があった場合、1杯420円の代金をレジに入金せず着服し、売上伝票も出していなかった。
着服していた代金は1往復で平均約3600円。コーヒーは35杯程度売れ、着服は8〜9杯分に相当する。代金は往復勤務の終了後、出番のクルーで分配していた。「チーフパーサー」と呼ばれるクルー責任者の指示で長年続いていたという。
着服は、92年ごろに売上金の管理が厳しくなり、伝票の金額と実際の代金が合わない場合、不足分について自腹を切ることがあり、始まったという。コーヒーはお代わり自由で、30分以上たつとポットから捨てるため、伝票上の分量と照合しても不正に気付かなかったという。
(略)
今月9日に食堂車従業員から内部告発があり、同社は29人全員を乗務から外して事情を聴いていた。会見した同社の沢田潤之常務は「お乗りいただいた方にご不快の念を与え、申し訳ありません」と陳謝した。

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2005.12.12

【千葉】新京成電鉄で車掌代行が波紋呼ぶ

内規に反した社員に対する処分について。このごろは東武鉄道がなにもそこまでというくらい厳しい処分を下すという事例も出てきました。
今度は新京成電鉄での出来事です。腹痛のために列車から離れてしまった車掌。それを見ていたOBの駅監視員が「列車を遅れさせるわけにはいかない」と咄嗟に車掌の任務を代行して運行に関しての支障を最小限に留めたといいます。しかし、会社側はこのOBについて処分を検討しているということです。これについての反響は12日付け共同通信の記事にて。

「車掌代行」処分に抗議 メールなどで海外からも

千葉県の新京成電鉄で車掌(41)が腹痛で電車を離れ、同社OBの駅監視員(64)が代行した問題で、同社に「監視員らを処分しないでほしい」という趣旨の抗議が国内外から相次いでいることが9日、分かった。
同社によると「腹痛は生理的現象で仕方ない。今回のこと(車掌代行)は英断だ」「電車の時間厳守は当然。穏便な処分を」などのメールや電話が、9日夕までに50件以上寄せられた。神戸や岐阜など国内のほか、ドイツやタイ在住の邦人からもあったという。
同社は「処分を検討する方針は変わらない」としている。
この問題は7日、車掌が腹痛を起こし千葉県松戸市の八柱駅でトイレに行っている間に、駅で列車監視員を務めていた男性が車掌室に乗り込み、4駅先まで運行した。
(共同通信) − 12月9日18時53分更新

始めに報道された内容は次のとおりです。

OB社員が車掌を代行 トイレ急行に「見かねて」

千葉県の新京成電鉄で、車掌(41)が腹痛を起こし八柱駅でトイレに行っている間に、駅で列車監視員を務めていた同社OBの男性(64)が電車に乗り込み、4駅先のくぬぎ山駅で正規の車掌と交代するまで約6キロの間、車掌を代行していたことが、8日分かった。
男性は同社で運転士と車掌を経験していたが、社内規定に違反し、同社は車掌や男性らを処分する方針。男性は「電車を遅らせてはいけないという気持ちから、見かねてやってしまった」と話しているという。
(共同通信) − 12月8日21時30分更新

こうした決断は「やっていいこと」の部類に入ると思います。OB男性が車掌をすることで誰かが生命の危機に直面したのですか。会社の経営に損害でも与えたのですかね。代行したOBさんは車掌経験者ということでもあります。杓子定規に「規則」を当てはめて「処分」することはいかにも石部金吉です。前回、東武鉄道が我が子を運転室にやむを得ず入れた運転士を社内規定に反したかどで一発アウトという厳しい処分を下しましたが、そんなことを繰り返しているといざという時に職員が「萎縮」してしまって「見てみぬふり」や「事なかれ主義」に陥り、結局は会社的に損を招くのではないですか。記事中にある「検討する方針」という言葉に望みを託します。どこの会社にも言えることだと思いますが、たまには社員や従業員を誉めることくらいして下さい。「悪いことをして」怒られるのならまだしも、どうみても「良いことをして」怒られるなんて意欲ある人間ならやってられませんよ。
ところで、我が子を運転室に入れたという罪で懲戒免職処分を断行した東武鉄道で以下のような強烈なミスがありました。幸い、怪我人は出なかったようですが、600人ものお客様の「命にかかわる」危険なドア操作を行なった車掌は、安全至上主義で社員に厳しい東武鉄道的にはやはり懲戒免職処分になるのでしょう。泣き叫ぶ我が子を運転室に入れて走るよりよほど危険ですから。

降車側と反対側ドア開く…東上線成増駅

11日午後4時ごろ、東武東上線成増駅ホームで、到着した急行電車が、降車側ホームと反対側のドアを開けるというミスがあった。
車掌はミスに気づかないままホーム側のドアも開け、10両編成の電車のドアは、駅員の指摘があるまで十数秒間にわたり、すべて開いたままとなった。約600人の乗客にけがはなかった。
東武鉄道広報センターによると、車掌は成増駅到着前に乗り換え案内の車内放送を間違え、「訂正放送に気を取られ、無意識のうちに反対側のドアを開けるボタンを押してしまった」と話しているという。
(読売新聞) − 12月12日10時29分更新

そうかと思えば、お堅いはずの公務員が結構のんべんだらりと仕事をしています。いやあ、法の番人でありながら弾力的な内規運用とは、愛知県警の適当ぶりには脱帽です。明確に内規違反しても処分は考えない。手錠などをしていなくても被告の逃走やそのことによる二次的な犯罪は結果として起きなかったからです。えらい!結果オーライですね。東武鉄道とは正反対の思想です。あまり厳しすぎてもギスギスした世の中になりますから、これはこれで愛知県警的には無問題なのです。日本警察の鑑です。
ヤフーニュースに配信された読売新聞オンライン版から抄録。

元警部の被告を手錠かけず護送、愛知県警で内規違反

愛知県警港署の警部補ら3人が今年9月、強要罪で起訴された元県警警部の男性被告(62)を拘置所から護送する際、内部規定に反し、手錠などをかけていなかったことが9日、わかった。県警は事実関係は認めたものの、「重大な違反ではない」などとして、3人の処分を見送っていた。
被告は暴力団担当刑事として約30年間、同県警に勤務。昨年退職後、住宅リフォーム会社に就職し、悪質リフォーム事件で、工事契約を解除しようとした客を脅したなどとして2件の強要罪で起訴された。
関係者によると、同署警務課所属の50歳代の警部補ら3人は9月29日、被告が名古屋地裁での初公判中に体調不良を訴えたため、名古屋拘置所から名古屋市内の病院に護送。この際、手錠と腰縄をつけないで捜査車両の後部席に乗せた。その後、病院側に受け入れられず、同署に連れ帰った。
(読売新聞) − 12月10日19時25分更新

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2005.12.10

【京都】塾講師が女子児童を刺殺

幼い小学生が殺される、行方不明になるなどの事件が相次ぐ中、今度は学習塾の講師によって児童が刺殺されてしまいました。事件は京都では比較的名前が知られている京進宇治神明校で今朝起きました。殺害に至った詳細はまだ不明ですが、全然理解が出来ないのはなぜ講師が刃渡り17cmの包丁を教室に持ち込んでいたかについてです。これだけの長さの包丁は嵩張るし重い。気軽に日常持ち歩くのは不自然です。また、理由をつけて被害女児だけが教室に残るように仕向けたりするなど、計画的犯行の疑いが強いと思われます。そのうえ、朝日新聞の記事によれば、容疑者は2003年4月に塾講師として採用されたすぐ後の6月に籍を置く同志社大学図書館で強盗致傷事件を起こしています。逮捕されているからには雇用している京進側もその事情を知らなかったはずがない。人事管理が杜撰であったと批判されても致し方ないでしょう。
学校も塾も危険に満ちている現状では、小さな子供を持つ親にとって気の休まる時間が減る一方です。自分の身は可能な限り自分で守れ。たとえ教師だろうと他人は絶対に信用するな。などと教えなくてはならない世の中は、かなり寂しく哀しいです。
朝日新聞オンライン版の記事から抄録。

塾講師、小6女児刺殺の疑い 教室内に出刃包丁 京都

10日午前9時ごろ、京都府宇治市神明石塚の学習塾「京進宇治神明校」から「生徒を刺した」と110番通報があった。宇治署員が駆けつけると、同市開町、京都府庁職員の堀本恒秀さん(42)の長女で、同市立神明小学校6年、紗也乃さん(12)が首や胸を数カ所刺されて倒れており、病院に運ばれたが間もなく死亡が確認された。府警は現場にいた同塾アルバイト講師の同市寺山台3丁目、萩野裕容疑者(23)が刺したことを認めたため、殺人未遂容疑で現行犯逮捕し、殺人容疑に切り替えて調べている。
調べによると、(略)紗也乃さんは塾の教室内で刺された。他の塾職員が異常に気付いて教室に行くと内側から施錠されており、ドアをたたくと手を血まみれにした萩野容疑者が出てきたという。府警は萩野容疑者が紗也乃さんを教室に閉じこめ、逃げまどうところを刺したとみている。
教室内は机が散乱し、床に血が落ちていた。萩野容疑者が使った出刃包丁(刃渡り17センチ)が現場にあり、押収した。同塾によると、萩野容疑者はハンマーのようなものも持っていたという。
各教室には防犯カメラが設置され、事務室でモニターが見られるようになっていたが、紗也乃さんが刺された教室だけモニターが切られていたといい、府警は萩野容疑者が事件の発覚を遅らせようと細工した疑いがあるとみている。
調べに対し、萩野容疑者は「口論になって刺した」と供述しているといい、詳しい動機を調べている。萩野容疑者は自分の携帯電話で自ら110番通報したという。
京進」によると、萩野容疑者を03年4月にアルバイト講師として採用。小学生に国語を、中学生に英語を教えていた。紗也乃さんは塾に対し萩野容疑者の授業を受けたくないと伝え、昨年12月から国語の授業を受けていなかった。
宇治神明校ではこの日午前9時から塾生を対象にテストを予定。児童十数人が集まっていた教室に萩野容疑者が姿を現し、「国語に関するアンケートを取りたい」と言って児童を別の教室に移動させた。国語をとっていなかったため教室に1人だけ残っていた紗也乃さんを刺したらしい。
京都府警によると、萩野容疑者は01年4月に同志社大に入学。03年6月、同大図書館で女子学生のかばんから財布を盗み、見とがめた警備員を殴って負傷させたとして強盗致傷容疑で現行犯逮捕された。
同大によると、この事件で同年10月から今年3月末まで停学にしていた。現在は法学部に在籍しているという。
京進の立木貞昭社長は「信じられないことが起こり、たいへん申し訳ない。講師の倫理教育に取り組んできた矢先なのに。親御さんに何と言っていいかわからない」と声を落とした。(後略)

記事中、社長さんは「信じられないことが起こり」とおっしゃっているようですが、萩野が強盗致傷で逮捕された時点で解雇しなかった以上、事件が起きる可能性が残されていたのではないでしょうか。まさか逮捕事実を会社側が知らなかったというオチですか。「信じられない」なんて今時女学生でも言わない無責任な寝言を社長がしゃべっている場合ではなかろうに。

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