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2006.01.15

【航空】新年早々ヒヤヒヤしますね

いくらなんでも多すぎはしませんか。
今年に入ってからまだ2週間程度というのに航空機に関するトラブルがすでに何件も発生しています。それをいうなら鉄道や自動車の事故も多数起こっているではないかとの声が聞かれそうです。が、航空機はいったん事故となるとその被害や悲惨さの度合いはかなり大きいものとなります。わし自身、飛行機とは年に何度も乗らないけれど新幹線よりも乗る頻度が高い交通機関です。
何度乗っても入口の扉がバタンと閉まると冷や汗が出始める人間にとってはちょっとした故障でもビビってしまいます。来世、蝦蟇に生まれ変わることがあれば蝦蟇の油売りのよきパートナーになれるでしょう。それほど脂汗が出ています。
小さな故障や事故が積み重なるとやがては大きい事故を引き起こしかねません。経営合理化で整備費すらケチっているとはもっぱらの噂ですが、安全面にはしっかり金をかけて下さいな。
事故が起きて死者が多数出たその時は大騒ぎして気を引き締める態度を見せはするけれど、時間が経てば記憶から薄れてやがては適度なところでラクをするようになる。航空機は国際的取引に基づき国家間の思惑が絡む商品という性格もあり役人が作製する事故の報告書が正しいとは限らない。政治的意図の下に偽装される可能性は大いにある。事故がどうして起こったかを追究すべきマスコミは死者の数を指折り数え、遺族の涙を無神経に放映して事足れりとする。そしてまた事故が起こる。
考えすぎかしら。空の旅の行き帰りはいつも痩せる思いをしているわし。乗れば乗ったでブロッケン現象(丸い虹の中に機影が見える)や雲海の姿かたちを眺めて喜んではいますが・・・。今年はあまり飛行機に乗りたくない。正直な今の気持ちです。
飛行機が好きな人が読んでらしたらごめんなさい。

▼14日付け産経新聞

全日空機トラブル、自動操縦一時不能 和歌山上空

十四日午前八時四十五分ごろ、和歌山県上空を飛行中の宮崎発大阪行き全日空502便ボーイング767−300型機で、自動操縦装置が一時不能になった。同機は手動操縦に切り替え、約四十五分後に大阪空港に正常着陸。乗客乗員百五十五人にけがなどはなかったが、同機は緊急事態を宣言したため、消防車などが滑走路脇で待機した。
国交省大阪空港事務所によると、速度計に不具合が確認されたという。
(産経新聞) − 1月14日15時40分更新

▼14日付け毎日新聞

<緊急着陸>操縦室で煙、客室で焦げ臭いと2機が羽田に

14日午後7時15分ごろ、パリ発成田行きエールフランス航空機が操縦室内で煙が出ているとして同31分、羽田空港に緊急着陸した。乗客乗員にけがはなかった。一方、同日午後5時15分ごろ、小松発羽田行き日航機では、客室内で焦げ臭いにおいがするとして同35分、羽田空港に緊急着陸した。乗客乗員は無事だった。
(毎日新聞) − 1月14日23時49分更新

▼14日付け読売新聞

新千歳行き日航機が引き返す…防氷装置の不具合表示

14日午後5時ごろ、中部国際空港を離陸した新千歳行き日本航空3113便DC9―81型機(乗客乗員42人)が、長野県松本市上空8200メートルを飛行中、防氷装置の温度が下がる表示が出た。このため、同機は引き返した。
けが人や機体の損傷はなかった。日航で原因を調べている。
国土交通省中部空港事務所によると、防氷装置はパイプなどを通してエンジン熱を機体各部に送り、氷結を防ぐ装置。
(読売新聞) − 1月14日20時47分更新

▼13日付け読売新聞

羽田の航空無線電波また混信、10分間作動停止

12日午後2時ごろ、伊豆諸島の大島に設置された航空無線施設で電波の混信が起き、無線機器が約10分間にわたって作動停止するトラブルがあった。
千葉県館山市、佐倉市などの無線施設でも一時的に混信があったが、羽田空港で離着陸する航空機に影響はなかった。
混信電波の発信源は特定されていないが、電波監視をしている総務省では、トラブルの約30分後に相模湾上空で航空機から発信されたとみられる電波との関連を調べている。
羽田空港では昨年10月、横須賀港に停泊中の在日米軍艦船が発した電波が、着陸誘導装置に混信するトラブルが発生。今回、在日米軍は国土交通省に対し、「混信のあった周波数は使用していない」と回答した。
(読売新聞) − 1月13日3時21分更新

▼8日付け毎日新聞

<JAL>整備ミスで逆噴射装置作動せず ロック解除忘れ

日本航空は8日、伊丹発鹿児島行き3913便が7日の着陸時、整備ミスで左側エンジンの逆噴射装置が作動しなかったと発表した。そのまま着陸したが、けが人はいなかった。安全ロックピンを抜き忘れたのが原因で、日航は昨年7月にも新千歳空港で同じミスで逆噴射装置が使用できないトラブルを起こしていた。
(毎日新聞) − 1月8日19時31分更新

▼3日付け毎日新聞

<JAL>システム障害で10便遅れる

3日午前11時ごろ、日本航空の運航システムにトラブルが起き、機体の重心位置の計算がコンピューターで出来なくなった。システムは約1時間後に復旧したが、この間は手書きで計算書を作成したため、札幌発伊丹行きJAL2002便が53分遅れるなど国内線9便、国際線1便が30分以上遅れ、約2200人に影響した。
(毎日新聞) − 1月3日19時2分更新

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受信: 2006.01.15 21:04

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